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【食育】子どもだけじゃない、大人にも大切な「食育」とは

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わたしたちの体は「食」でつくられています。

食育=子どもが取り組むもの

というイメージを抱いている人が多いかも知れませんが、実は大人にこそ食育の知識が必要なのです。

大人がちゃんとした食の知識をもっていれば、子どもたちは無理なく体を守るための食習慣がついていきます。

でも、食育の勉強ってなんだか難しいと感じませんか?

この記事では、食育基本法と、なぜ食育基本法が制定されたのか、食育を学ぶとどんな知識がみにつくのかについて、できるだけわかりやすく説明したいと思います。

もくじ

食育基本法

「食育基本法」とは、食育への取り組みをすすめるためにつくられた法律です。

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。

農林水産省 食育の推進

食育を学ぶことで、ひとりひとりが健康的な食生活を送ろうとする意識を持つことが大切です。

食育の目的

  1. 食を大切にする心を持つ
  2. 栄養バランスや、食生活のリズムを整える
  3. 肥満や生活習慣病の予防意識を持つ
  4. 過度なダイエットの危険性を知る
  5. 食の安全に関心を持つ
  6. 食の自給率を増やす
  7. 伝統的な食文化を守る

食育はどんなことを学ぶのか

食育を学ぶことで、心と体を守るための食に関するさまざまな知識を身につけることができます。

食育で学ぶこと
  1. 体にいい食品を選ぶことができる
  2. 栄養バランスを整えることができる
  3. 体に必要なエネルギー源を知る
  4. 免疫力の向上
  5. 食の大切さを理解できるようになる
  6. 年齢に合わせた食事のとり方がわかる
  7. 伝統的な食文化を学ぶ

1.体にいい食品を選ぶことができる

「食品添加物」には注意が必要です。

例えば、「トランス脂肪酸」

実は、健康リスクが高いことが明らかになっていて、海外では使用禁止になっています。

子どもが大好きな菓子パンやスナック菓子、そして日々の料理に使う調味料などにも、

食品添加物がつかわれていることがあります。

そこで、食品表示や添加物の知識があれば、自然とどの商品を選べばいいのかがわかるようになります。

日々の買い出しのときに、「添加物が少ない物にしよう」と意識するだけでも

体にいい物を選ぶ価値観が身に付くのです。

2.栄養バランスを整えることができる

栄養バランスのとり方を学ぶことで、「何を食べたらいいの?」と悩むことが少なくなります。

生活習慣病や肥満は、放っておくと心疾患や脳疾患につながる恐れがあります。

乱れた食生活が体へどのように影響するのかを知り、健康のために栄養バランスをとろうとする意識を持つことが大切です。

3.体に必要なエネルギー源の大切さをを知る

わたしたち人間は、元気に活動するためのエネルギーを食事から補っています。

特に朝食は大事です。

脳のエネルギー源であるブドウ糖は、1時間でおよそ5gくらい消費します。

寝ている間に消費したブドウ糖を朝食で補給することで、集中力や学習能力を高めることができます。

最近の研究では、朝食を食べていない子どもよりも、朝食を食べる子どもの方が学力や体力が高いという結果が出ています。

4.免疫力の向上

食が体に及ぼす影響の大きさは、人によって違います。

人によっては、添加物や残留農薬が含まれた食品を食べることで、アトピーやアレルギーの原因になることもあります。

病気に負けない強い体を作るには、免疫力をつけることがとても大切です。

免疫力を高める食事を意識してとることは、体質そのものを改善したり、病気の予防・緩和につながります

免疫力を高めるためには
  • 危険な食品を避ける
  • 栄養素の種類や働き、バランスのとり方を理解する
  • 規則正しいリズムの食生活を実践する

5.食の大切さを理解できるようになる

家族との会話を楽しみながら食事する中で、基礎的な食事のルールやマナーなどを身につけることができます。

また、食事マナーや食文化、生産者とのつながりなどを知ることで、食べることへの感謝の気持ちが芽生えてきます。

6.年齢に合わせた食事のとり方がわかる

人はライフステージによって食べ方を変えることが必要です。

それぞれの世代に適切な食事の栄養バランスや量、食べ方の注意点があります。

年齢に合わせた食事のとり方を知ることで、体に負担のない食事をチョイスしたり、必要な栄養素を補う意識が芽生えます。

7.伝統的な食文化を学ぶ

日本にはお正月やひな祭など、古くから親しまれていた年中行事がたくさんあります。

最近ではそのような行事を取り入れる人が、昔より少なくなってきているそうです。

季節の変化を感じ取ったり、家族や親戚などと一緒にお祝いの食卓を囲んでコミュニケーションを豊かにすることは、脳の働きを活発にすることにも役立つのです。

まとめ

今の日本は食べ物に恵まれていて、食べたいものをいつでも食べることができます。

けれども、欲求に任せて食べたいものだけを食べ続けていたらどうなるでしょうか。

糖質や脂質などのとりすぎによる肥満や、食物繊維の不足による腸内環境の悪化による不調を抱える人の割合が増えているのが現状です。

重要なのは、不調になってから薬に頼るのではなく、日々の食生活のバランスを考えること。

食育の勉強は、健康意識が高い人だけが取り組むものではありません。

大人に食育の知識が身についていれば、それぞれの家庭で食の大切さをしっかりと子どもに伝えることができます。

そうなれば、子どもたちは無理なく自然に食に対する価値観を身につけることができるのです。

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