筋肉は運動しないと衰えますが、脳だって同じです。
脳は「 新鮮な体験 」が大好き!生活の中でちょっとした変化を作りましょう。
刺激を与えなければ、脳はどんどん衰えてしまいます。
特別に変わったことをしなくても大丈夫!
「いつも右に曲がる道を、左に進んでみる」くらいでも、脳はワクワク喜ぶんですよ♪
脳を刺激して活性化する
脳を使う習慣を持つことは、脳の「 認知機能 」を正常に働かせるために大切です。
脳を働かせることで、脳機能が低下するのを防ぐことができるといわれています。
認知機能とは、判断力・記憶力・言語能力など、物事を正しく理解して、適切に行動するための機能のこと
「 いつもと違う 」をたくさん経験しよう
脳は「 マンネリ 」が大嫌いです。
慣れたことばかりを何も考えずにこなすだけの毎日は、脳にとってはつまらないこと。
刺激が足りないと、脳の力はどんどん衰えてしまいます。
とはいっても、毎日新しいことをはじめるのは大変ですよね。
実はちょっとした工夫で、いつもの習慣の中に、脳にとって新鮮な体験をつくりだすことができるんです。
そのヒントをいくつかご紹介しますね。
きき手とは反対の手を使う
いつも当たり前に使っている方の手を使ってみることで、脳は活性化します。
スムーズに作業が進まなくてもどかしくなりますよね。
その「 もどかしさ 」が、脳を刺激するんです。
いつもと違う店に入ってみる
身近な場所でも、いつもの行動をちょっと変えるだけで、新鮮なワクワク感を体験することができます。
いつも使っているスーパーやコンビニとは違う店に入ってみましょう。
レイアウトや商品のラインナップが違いますよね。
いつもの店なら店内をスイスイ移動して、欲しい商品をすぐに探し出せますが、慣れていない店ではそうはいきません。
戸惑いながらも欲しい商品を探すのは、脳トレーニングになります。
そこで、いつもの店にはなかった「 理想の商品 」や「 お値打ち品 」に出会ったときは、さらに大きく脳を刺激を受けるでしょう。
知らない人に話しかける
慣れた人とばかり話していると、脳はマンネリします。
知らない人に話しかけることは、脳にとってかなり大きな刺激になります。
いきなりどうやって知らない人と話せばいいのかわかりませんよね。
ですが、知らない人と話す機会は、意外と簡単につくることができるんです。
- お店に電話をして商品の注文をする
- 旅行先の宿泊施設に電話で予約を入れる
- 知らない人にトイレの場所をきく
「 な〜んだそんなことか 」と思いました?
でもこれ、現代社会ではなかなか経験できないことになりました。
たいていのことは「 スマホ 」が解決してくれますから。
とっても便利な世の中になりましたが、脳にとっては良くないことなんです。
「 わざわざ 」経験するちょっとした負荷が、脳のトレーニングにかなり役に立つんです。
まとめ
脳は「 冒険 」が大好き。
大胆な冒険に出かけなくても、いつもの日常生活の中にも、冒険心を簡単に刺激することができるんです。
便利すぎる世の中になって、よかったこともたくさんありますが、脳にとっての大切なトレーニングする機会はどんどん失われています。
「 わざわざ 」脳に負荷を与える機会をつくることで、意識的に脳を鍛える機会を増やしていきましょう!