キッチンに作業スペースが足りないと、地味にストレスがたまりますよね。
料理が苦痛になる原因のひとつは、作業効率の悪いキッチン環境にあります。
今回は、まな板の置き場にも困るような極小キッチンでも、作業をスムーズにするためのコツをお伝えします。
ワゴンを調理台にする
キッチンに収納野作業スペースを増やすために、キャスター付きのワゴンを調理台プラス収納スペースにしましょう。
ワゴンの選び方のポイントは3つあります。
高さ
ワゴンの高さが低すぎると、作業中に腰をかがめる必要があるので、腰などに負担がかかります。
なるべくシンクの高さに近いものがいいでしょう。
天板の形
まな板を置いたり、洗った食器や調理器具を置いたりするために、天板がフラットなものを選びましょう。
できた料理を盛りつける台としても使えるので、かなり便利です。
安定感がある
プラスチック製で幅の細いワゴンだと、作業中に倒れてしまう危険があります。
ある程度重みがあってガタつきのないしっかりとしたワゴンなら、安心して使えるでしょう。
ワゴン下の収納
一番下の段には缶詰やペットボトルに入った水などの、重いものを入れましょう。
中間の部分には、乾物や乾麺、小さめの調味料などの軽いものを入れることで、ワゴンが安定しやすくなります。
シンクを広く使うためのコツ
シンク内にいろんなものを取りつけてしまうと、作業スペースが狭くなってしまいます。
不要なものはなるべく除いて、広さを確保しましょう。
ラックなどをつけない
洗剤やスポンジを置くラックをつけると、シンク内が狭くなってしまいます。
スポンジは小さめの皿などに置いて、シンクの外側に置くといいでしょう。
三角コーナーを置かない
生ゴミを入れる三角コーナも、シンクが狭くなるので、できれば置かないほうがいいでしょう。
三角コーナーはぬめりがつきやすく、常に清潔に保つのも大変です。
肉や魚などを買ったときに使う小さいポリ袋などをゴミ入れにすることをおすすめします。
捨てるときは、中の水分を抜いて袋の口をギュッとしばると、悪臭や水分が外に漏れにくくなりますよ。
洗いおけを置かない
シンクが狭いと、食器を洗うおけを置くのも大変です。
水をためながら食器を洗いたいという場合は、おけの代わりに大きめの鍋やボウルなどを代用しましょう。
まとめ
作業スペースが狭いと、置き場所を探すために調理中に手を止めることが多くなります。
そうすると効率が悪くなるので、地味にストレスがたまりますよね。
調理中のストレスは「 料理がめんどくさい 」という感情につながります。
スムーズに動けるスペースを作って、ストレスの少ないキッチンを作ることが、自炊を楽しく続けるコツです。
使いやすいワゴンを置くことで、作業に必要なスペースを広げることができます。
また、シンクの作業スペースを広く保つためには、なるべくシンク内に余計なものを取りつけないことも大切。
キッチン内に置くのは、本当に必要なものを厳選しましょう。